思い出

振り返ると 泣きたくなる。
先週の出来事なのに こうも違う。
先週 まいこと一晩 ホテルで一夜を明かした。
一昨日の日記にも 書いた 初体験。
門限のある彼女にとっては ありえない行為。
そもそも 僕らは 付き合ってすらいない 友達同士だから。
今となっては友達同士をすら呼べるのかわかんない。


今までで 一番すごい夜だったと思う。
あんな夜になり その後 こんな状態になるなんて思わなかった。
いつもどおり 一緒に帰るだけの予定だったはず。
ふいによった ゲームセンター・・・
そして その地下にあった カラオケボックス・・・
そこで飲んだお酒が 全ての予定を狂わせた。
彼女が 気持ちが悪くて 帰れなくなるなんてね。
当然 気持ちが悪いだけなら 終電までには間に合うと思った。
僕より遠いとはいえ 最悪 彼女の家まで送って
僕の最寄駅まで戻る為の終電がなくなっても よかったのに。
まだ終電まで時間があったから 
一駅ずつ降りて休みながら 帰る方法も提案した。
なのに 彼女は泊まる方法を選んだ・・・


謝る彼女に ホテルとはいえ 
何にもする気はなかったのに・・・
それを望んだのは 彼女のほう。
好きでも それ以上にはなれないし 
一番 彼女自身がわかっていること。
いい様に利用されているだけかとも思った。
僕以外と寝たことがないのは 
自分が『初めて』だったこともあってか 嘘はないと思う。
でも 同時に 僕は 『やる』のは 僕で っていう
考え方を 彼女がしてるのかもって 思い始めたんだ。


僕同様に 付き合うだけの相手なら 彼女にもたくさんいる。
ただ 暇を持て余した時だけに 自分の相手をしてくれるだけの相手。
実際に 以前の日記にも書いたけど 
彼女は ひとりの男で 遊んでた。
身体の関係を持たないだけで 遊ぶだけでも
『付き合ってる人がいながら』という条件が加わるだけで
男女2人であると 『浮気』という文字が頭に浮かぶ。
『誰とも付き合ってない』・・・この状態なら
誰と 何をやっても 『付き合ってないから』で片付くよね。


今の僕と彼女の関係は これ に該当してると思ってる。
僕は 『彼女の視点』が 上記文に当たると思うが為に
だいぶ 冷め始めてきてる。
もう 身体だけの関係。
出会った頃から 毎日きてたメールが 最近こなかったり 
もうどうでもいい っていう彼女の一言が 結構 効いてる。
今まで いろんなことがあったから・・・
それが辛くて 離れられない・・・それだけなら
一緒にいる価値はないと思う・・・この葛藤が
いつまで 自分の中で続くのか わからないけど
踏ん切りがつけれる見通しが立たないのも事実。


そんなことがあった 次の日にきたメール。


『今は 好きだけど この先 どうなるかわかんない
 浮気するかもしれないし そんなんなら付き合わない方がいい
 ○○君に対しても 不安が消えないから』


自分の質を落としてまで 付き合おうと思わない僕には
以前 彼女が 僕と同じ科の彼にしたような立場になることはできない。
そこまでして 付き合いたいとは思わないし
それが本当の彼女の姿なら そもそも 
付き合うこと自体が 間違いだったと後悔する。